環境・バイオ科blog
2020年02月03日 スポーツ実習開催中!
昨日から選択科目のスポーツ実習が始まっています。
昨日は一日かけて移動と宿泊手続き、滑走の準備など。
今朝から滑り始めているようです。
雪不足が心配でしたが、この感じならどうやらその心配はなさそうです。
昨晩は食事後にランタンを飛ばしたようです。
スカイランタン!
これはやってみたかった!!
今日も良い天候に恵まれているようで、怪我無く、楽しんできてほしいです。
このスポーツ実習は大学編入を考えている人にとっては重要な振替科目です。
多くの大学で体育は必修科目なので、取得するとしないとでは編入後の大変さが違います。
特に東京工科大学に編入する場合には取得しておくと圧倒的に自由度が増します。
環境・バイオ科では、大学編入学も重要な進路の一つなので、様々なサポートを実施しています。
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2020年01月31日 空心菜でセルロースナノファイバー?
日本工学院 Save the Ocean Project
空心菜パルプ?をCNF(セルロースナノファイバー)に!という実験の続きです。
本日、TEMPO酸化処理と解繊処理を行ってみました。
思ったよりもトロトロした部分とサラサラした部分が分かれてます。
泡が入ってるだけでなく、粘度は上がるものの透明度は上がりません。
酸化の前処理に少し工夫が必要かも…
とりあえずどうなるか、型に流し込んで乾燥させてみています。
空心菜は以前の「呑川浄化プロジェクト」で、水耕栽培によってリンと窒素を回収する試みを行っていた植物です。
ただ、育った植物を放置してしまうと枯れて腐敗し、富栄養化の原因になってしまいます。
植物体を回収した後の利用法として、CNFの原料とし、リンと窒素を含む残渣を肥料化するシステムが構築できれば、リンと窒素を循環し、光と二酸化炭素と水からセルロースを作ることができるようになるはずです。
以前、記事にしたLIMEX(紙やプラスチックの代替新素材「LIMEX(ライメックス)」のボールペン!)も、昨日、神奈川県内で、使用済みのLIMEX製品の回収を開始するというニュースがありました。
どんなに良い素材であっても、資源循環システムがしっかりしていないと優位性を生かすことができません。
CNFの未来も、循環システムがうまく構築できるかどうかに左右されると思います。
リンと窒素といえば、白化したサンゴですが、回復の兆しは見えていません。
在りし日のサンゴ
今日のサンゴ
ポリプが確認できるところがわずかに残ってますが、生き残るかどうか…
この大事故の原因になったと思われるのも窒素です。
事故直後には硝酸塩濃度、亜硝酸塩濃度が上昇、換水を繰り返してこれらの濃度を下げ、水曜日以降は事故前と同じような値に戻っています。
窒素はたんぱく質の材料なので、生物にとって非常に重要な物質なのですが、濃度が高いと有害です。生物の種類によってその程度は異なりますが、サンゴ、特にミドリイシは敏感なんですね。
失敗にめげず、実験できるように頑張ります。
今年の蒲田校卒業展は2月28日〜3月1日まで、片柳アリーナにて開催されます。
これらのプロジェクトも展示します。
ぜひご来場ください。
関連記事
・卒業展に向けたプロジェクト進行状況!
・サンゴが水槽に入りました!
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2020年01月30日 サンゴは白化… CNFはちょっと前進!
日本工学院 Save the Ocean Project
ユビミドリイシの状態が今一つ(のように見えた)のままだったのですが、藻がけっこう生えてきて悪さをしているようだったので、先週、シッタカ(貝)を入れました。
が、これが大失敗!
月曜日には藻はなくなっていたのですが…
藻はシッタカの糞に変わり、極端な水質変化(硝酸塩濃度、亜硝酸塩濃度の上昇)を招いており…
あれほど綺麗なブルーだったスギノキミドリイシ?がみごとに真っ白に…
ユビミドリイシも少しずつ紫っぽく回復してきたように見えていたのが、やはり真っ白に!
3日連続で半分の水替えをして、ようやく元の水質レベルに近いところまで下がりました。
下の画像はシッタカを入れる直前のものです。うーん…
ガラス面や台に藻がだいぶ生えてますが、この時点ではサンゴ自体は綺麗だったんですよね。
一方で、前回お伝えしたCNFは少量を乾燥し、フィルム状にすることができました。
ゲルの時は完全に透明にはならなかったですが、フィルムにすると結構透けて見えます。
次のステップとして、空心菜を材料にCNFを作っています。
空心菜は「呑川浄化プロジェクト」の中で、水耕によりリンと窒素を回収する試みで使った植物です。
当時は育った空心菜の処理(利用)方法が課題の一つでしたが、CNFが作れると解決方法のひとつになりえます。空心菜のセルロースを利用し、ほかの部分の窒素やリンは肥料にすることで循環することができます。
繊維を取り出す方法は、昨年の「製紙プロジェクト」の手法を使いました。
アルカリで煮込んで、
水洗してから
漂白剤で繊維以外を除けるように処理、
あとは水に晒して「パルプ」状に!
このまま紙が漉けそうな繊維になりました。
あとはトイレットペーパーと同様にTEMPO酸化して解繊すればゲルができるはず!
結果は次回の更新あたりでお知らせします。
今年の蒲田校卒業展は2月28日〜3月1日まで、片柳アリーナにて開催されます。
これらのプロジェクトも展示します。
ぜひご来場ください。
関連記事
・ついに紙ができた! (製紙プロジェクト2018)
・サンゴが水槽に入りました!
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2020年01月24日 卒業展に向けたプロジェクト進行状況!
日本工学院Save the Ocean Project
「透明な紙」まではなんとかできたCNFプロジェクトですが、本格的なCNFゲルを作るのに苦労し、トライ&エラーを繰り返していました。
材料には昨年同様シュレッダーくずを使用していましたが、これがなかなかの曲者です。
再生古紙のトイレットペーパーも材料にしてみましたが、処理後に解繊しようとミキサーにかけてもなかなかゲルにはなりません。
古紙は一度完全に乾燥しているため、セルロースの結晶構造が多くCNFにはしにくい上に、再生時に無機成分をかなり加えるケースも多く、どうしても白濁してしまうとのことです。
北越コーポレーションの込山博士から助言をいただき、なんとかCNFらしいゲルを作ることに成功しました!
まだ白濁してはいますが、エコプロで見たようなゲルを作ることができました。
なんとか透明にまで解繊する一方で、空心菜からもCNFを作りたいと思います。
ほかのプロジェクトも順調(?)に進行中です。
こちらはSave the Ocean Projectとは違いますが、シーエスラボ様との企業連携になるリップバームの試作品です。
ちょっとだけお見せします。
今年の蒲田校卒業展は2月28日〜3月1日まで、片柳アリーナにて開催されます。
これらのプロジェクトも展示します。
ぜひご来場ください。
関連記事
・ついに紙ができた! (製紙プロジェクト2018)
・環境・バイオ科での脱プラスチックの試み
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2020年01月15日 特別講義 「プラスチックの可能性と日本の工業」
環境保全活動 代表/入口案内人 鷹尾伸一様に
「プラスチックの可能性と日本の工業」と題してお話しいただきました。
出席したのは機械設計科の1年生と環境・バイオ科の1年生、呑川の底質に沈んでいるプラスチックを調査するプロジェクトを行っている2年生3名です。
鷹尾さんは金型工業のお仕事をしながら、カンボジアでの地雷処理や災害復興などの環境維持支援活動をされています。海洋プラスチック関係では、八丈島で実態調査を始められています。
今回はプラスチック製品の製造と海洋プラ問題の入り口部分、また就職活動に向けて必要なことについてお話していただきました。
環境・バイオ科では素材合成にかかわるような化学について勉強しますが、生分解性プラが実際には石油由来プラと混ぜて使われるケースが多いことや、プラスチックは燃やさなければ海に流れてしまう可能性(マイクロプラスチック化のリスク)があることなど、ほとんどの学生が初めて聞いたと思います。
今回の講義はまだ入り口で、鷹尾さん自身も「入口案内人」と称しておられます。講義の最後に、これからは自分で自分の境界線を広げることが必要と言われていましたが、この話を聞いた全員が、入り口から奥に進んで、自分なりに本質を掴むことができるようになることを願っています。
関連記事
・環境・バイオ科、日本工学院 Save the Ocean Project 始めます!
・特別講義 品質管理と情報の見える化
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