『BSA』と『BSE』 !?
2007年01月25日 『BSA』と『BSE』 !?
皆さん、こんにちは
ノロウイルスは下火になったようですが、最近また宮崎県で「鳥インフルエンザ」が見つかったみたいですね。宮崎県といえば新しい県知事も話題になりましたが、鳥インフルエンザも深刻です…。このような動物から人間に感染する病気を「ズーノーシス」と言います。科学技術が進んだ現代でも、まだまだバイオの力で解決しなければならない課題がいっぱいありますね。最近はあまり話題にならなくなっている「BSE」も、人間に感染すると「変異型クロイツフェルトヤコブ病」という恐ろしい病気になります。
ところでバイオニクス科の実験で非常に良く使うもので「BSA」という物質があります。「BSA」と「BSE」は1文字違いで似ていますが、実体は全然違うものです。「BSA」とはBovine Serum Albuminの略で、ウシ血清アルブミンという物質です。これはタンパク質の一種で、特に実験でキーとなる「検量線」というもの(実験のデータをはかるモノさしの役割をするグラフのこと)を作成する時によく使用される物質です。見た目は水のような無色透明の液体ですが、バイオの実験で最も大切な物質の1つです。
これから、様々なものを紹介しますね
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