図書館探訪 その2
2007年07月28日 図書館探訪 その2
皆さんこんにちは。蒲田キャンパスの森宮です。今日は蒲田キャンパスの図書館案内の続きからお話したいと思います。
さて、図書館にきたら手にしてみたいのは、やはり自分のお金では買えないような高価な本であったり、絶版になっていて今では手に入らない良書ではないかと思います。森宮も熱いタイトルの専門書や豪華本に視線くぎ付けです。
生物関係の蔵書の中で森宮の目を引いたのは、講談社の「日本産トンボ大図鑑」、同じく講談社の「世界のアゲハチョウ」、またもや講談社の「原色精密 日本鳥類写生大図譜」といった、体系的研究成果をまとめた専門豪華本です。一つの事に精進を重ねた著作者の、生涯渾身の一冊といった趣があって、その情熱に心を打たれます。
まだまだあります。東海大学出版の「日本産水生昆虫検索図説」や同じく東海大学出版の「日本淡水動物プランクトン検索図説」といった豪華研究本です。
手にとって見て森宮はある事実に気が付きました。「日本産トンボ大図鑑」は14回、「日本産水生昆虫検索図説」は12回、「日本淡水動物プランクトン検索図説」は11回、“金田”という人に貸し出されているということに! この筆跡、これはもしや、いや間違いなく、環境科学科・バイオテクノロジー科の金田彰二先生ではないですか !!
金田先生の密かなこの努力は、先生が作られた生態学実習の実習書に結実しています。生態学実習では池や川などに生息する水生生物の分類や、その分類に基づく水質の評価などを行います。金田先生の実習書は、その水生生物(プランクトンや水生昆虫です)の分類などを分かりやすく解説していて、見ていて楽しい実習書になっています。好きなことを追いかけてきた人の、その熱意を感じることができる実習書です(^O^)/。
蒲田キャンパス・バイオテクノロジー科では「川と海の生き物を調べよう!」と題して、夏からの体験入学のメニューとして、金田先生の生物・生態学実習の体験授業を行います。
8月2日(木)、5日(日)、17日(金)、25日(土)、26日(日)、31日(金)、そして9月1日(土)の開催を予定しておりますので、参加ご希望の方はぜひお気軽にご来校ください。お待ちしております。
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