紅葉と温暖化
2007年10月23日 紅葉と温暖化
こんにちは。蒲田の宮本です。
すっかり秋になり、すごしやすい季節になりましたね。山ではそろそろ紅葉が始まってきました。この良い季節にもかかわらず、私は先々週に風邪をひいてしまいました。船水先生も風邪で先週は大変そうでしたね。みなさんも注意してください。
さて、紅葉ですが、どうして緑色が赤色に変わるのでしょうか?緑の葉には、緑色のクロロフィルや黄色のβ-カロテン等が含まれています。春〜秋の暖かい時期は、葉に日光がよくあたり、クロロフィルが多く作られます。しかし、冬になると日光に当たる時間が少なくなり、クロロフィルが作られなくなります。その代わり、アントシアニンという紅色の化合物を作ります。このアントシアニンが紅葉の元となっています。
ただ、最近の紅葉は鮮やかさが落ちているらしいです。紅葉は寒暖差が大きいほど綺麗な紅色になるとのことですが、近年の地球温暖化によって、その差が小さくなっているいることが鮮やかさが落ちている原因のようです。地球温暖化はこのようなところまで影響を及ぼしているのですね。環境専攻では、このように環境に影響を与える温暖化についてとその対策について勉強しています。
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