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ワンポイント講座2011水質関係公害防止管理者04

2011年07月28日 ワンポイント講座2011水質関係公害防止管理者04

こんにちは!
考えるより実践する金田です。

この講座の目的のひとつは,環境を守る公害防止管理者のことを多くの人に知っていただくためです。

公害防止管理者国家試験
受験申込期間 7月1日〜29日(金)
国家試験の日 10月2日(日)

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告によると,世界の平均気温の上昇のほとんどは,人の活動に伴って放出された二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの増加による可能性が高いとしています。

公害総論03
地球温暖化に関する問題は,毎年出題されています。
1.気候変動に関する政府間パネル第4次報告書
(1)過去100年間に,二酸化炭素の大気中濃度は80ppm増加,メタン,一酸化二窒素などの大気中濃度も増加,平均地上気温は0.74℃上昇,平均海面水位は10〜20cm上昇しています。
(2)21世紀末には,平均地上気温は約1.8〜4.0℃上昇,海面水位は最大約60cm上昇と予測されています。
2.日本の温室効果ガス排出量(2008)は,二酸化炭素の排出量割合で約95%,温室ガス排出量は総排出量が12億6100万トン,一人当たり9.9トンです。
3.京都議定書
(1)温室効果ガス 二酸化炭素,メタン
,一酸化二窒素,ハイドロフルオロカーボン,パーフルオロカーボン,六ふっ化硫黄
(2)基準年  1990年
(3)約束期間 2008〜2012年
(4)数値目標 先進国全体で5%(日本6%)
(5)京都メカニズム クリーン開発メカニズム(CDM),共同実施(JI),国際排出量取引(ET)

例題03 
地球温暖化に関する記述として,誤っているものはどれか。
(1)
気候変動に関する政府間パネル第4次報告書によると,過去100年間に平均地上気温は0.74℃上昇した。
(2)気候変動に関する政府間パネル第4次報告書によると,21世紀末には平均地上気温は約1.8〜4.0℃上昇すると予測されている。
(3)京都議定書で排出量削減目標が設定された温室効果ガスは,二酸化炭素,メタン,一酸化二窒素,ハイドロフルオロカーボン,パーフルオロカーボン,六ふっ化硫黄の6種類である。
(4)京都議定書で合意された約束期間は,2008〜2012年である。
(5)京都メカニズムとは,目標を達成するための仕組みで,クリーン開発メカニズム(CDM),共同実施(JI),国際削減量取引(IT)である。

日本工学院専門学校の学生・卒業生およびその他の皆さんは,例題の答えを
『例題01の答えは(2)』
などのように書いて,次のアドレスに,24時間以内に送信してください。
kanadaあっとマークneec.エーシー.jp
(あっとマークは@ エーシーはacです)
解答と解説を返信します。
金田彰二(^_^)v

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