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汚れた水を綺麗に!(第二段)

2013年08月07日 汚れた水を綺麗に!(第二段)

実験の様子(一部)をお知らせします

前回お知らせしたように活性汚泥は、(細菌類、真菌類、原生動物及び後生動物など)を主体とする微生物類と無機性浮遊物質で構成されたフロックです。(微生物が水を綺麗にするのです)

汚れた水の処理効率は、活性汚泥の生命活動に支配されるので、微生物の活性を高く保持するように管理することが重要なのです

微生物の活性状態を調べるために、約30項目の測定を行います
測定結果から活性汚泥中の微生物の環境
処理効率を知ることが出来るのです。
 写真1は、試料(処理前の汚れた水と活性汚泥により処理された水)中のアンモニア性窒素濃度を調べるときに用いられる蒸留の一例です。
・・・専門的でしょ

試料を蒸留装置を用いて蒸留し、アンモニアを取り出し(前処理)てから
アンモニア濃度の分析を行います
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写真1 試料の前処理で使用する上流

写真2は、資料中の亜硝酸性窒素や硝酸性窒素の測定を行うために、
目的成分や標準溶液(検量線作成用)を発色させ、分光光度計という装置を
用いて、吸光度を測定することにより濃度を求めることが出来ます。
各班では、検量線を作成する際、決定係数Rを1に近づけようと
競い合っています
正しい測定結果を出せるように、日々努力しているのですよ
これが専門学校で学ぶ技術の一つです

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写真2 亜硝酸性窒素の測定

写真3は、検量線を作成するために必要な標準溶液の調整の様子です。
真剣な眼差しを見てください
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写真3 標準溶液の調整

活性汚泥の環境条件を調べるために、溶存酸素(DO)、生物学的試験、
化学的酸素要求量(COD)、生物学的酸素要求量(BOD)及び
活性汚泥浮遊物質(MLSS)など、その他数十項目の測定を行います。
学生は何度も実験を行い、自然と器具の使用方法から分析方法まで身についてきます

次回も実験の様子をお知らせします!

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