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うなぎ豊漁?

2014年07月27日 うなぎ豊漁?

29日は土用の丑の日です。

あちらこちらで「うなぎ」の文字が踊っています。

土用の丑の日の鰻というのは、夏はウナギが一番おいしくない時期(天然ウナギの旬は秋)のため、

閑古鳥が鳴いていた鰻屋さんの依頼で平賀源内が考えたらしいですね。

 

ところで、今年のニュースでは「うなぎ豊漁」「うなぎが安くなる?」というタイトルが目立つように思います。

価格というものは情報により変動するものなので、

「記録的な不漁」が報道された去年と比べれば、確かにだいぶ下振れするかと思います。

が、よく記事を見てみると、シラスウナギの漁獲量は去年の3倍とのこと。

○倍というふうに比較すると落とし穴があるということは、データを取り扱う人間にとっては身近なケース。

「記録的不漁」の3倍は決して豊漁などではなく、「不漁の中ではマシなほうかも?」というだけのこと。

勘違いして安心すると大変なことになるかもしれません。

 

ヨーロッパウナギは中国経由で日本人が食べ尽くし、CITES付属書胸慊になってしまいました。

ニホンウナギも先日IUCN絶滅危惧IB類に指定していて、CITESで指定される可能性もあります

CITES経済活動としての国際取引によって種の存続が脅かされる生物の種の保全を目的とするので……)。

ここ数日の報道では、ヨーロッパウナギが中国から輸入され、大量に日本で流通していることも判明。

鰻をめぐる危機は当分収まりそうにありません。

 

ちなみに、本日、うなぎをめぐるシンポジウムが開かれておりました。

http://easec.info/EASEC_WEB/index.html

 

環境・バイオ科では化学を中心に勉強するのですが、

このような話題にも、ぜひ興味を持ってもらいたいところです。

n-53050518 at 16:30 | この記事のURL | |