「働く」ということ
2014年07月30日 「働く」ということ
環境・バイオ科では任期付や派遣のお仕事よりも、できる限り正職員になれるよう、教育・指導を行っています。
ですから、学校で勉強した知識や実験技術がそのまま使えるか、というと、そうではない場合も多いです。
(その一方、「引っ越した時に実習書を捨てなきゃよかった!」という話もよく聞きます…)
正職員での企業の採用枠というのは、多くの場合「総合職」と「一般職」です。
会社によっては、もう少し細かく分かれている場合もありますが、その場合も入社後にローテーションがあり、別の仕事に変わるケースがかなりあります。
むしろ変わらないケースのほうが少ないかもしれません。
その人が持つ経験と培った能力により、それにふさわしいと思われる仕事が与えられる(正しいかどうかは別として…)、ということです。
最近では、多くの会社の正職員にはマネジメント能力が求められます。 後輩の若手や派遣社員、アルバイトを指導し、与えられた業務を遂行する能力です。 チームリーダーとしての能力と言い換えてもよいかもしれません。 専門知識・専門技術は日進月歩なので、常に磨いていないといけません。 また、いくら超絶的な能力を持っていたとしても、それが時代錯誤な能力と化すリスクも常にあります。 だからこそ、専門技術で生きる者は技術に溺れてはいけない。 学生の皆さんには、ドラッカーの「3人目の石切り工」のように、仕事の意味をしっかりと捉えて働けるよう、研鑽してもらいたいと思います。
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