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オープンキャンパス・体験入学

後期の授業が始まりました!

2019年10月04日 後期の授業が始まりました!

 後期になって最初の実験は、1年生は「バイオセーフティー講習」、2年生は「イオン交換法による亜鉛含有排水の処理」と「界面活性剤の性質」でした。

 

 バイオセーフティー講習は「バイオハザード」といわれる「有害生物による災害」を防ぐために行っています。1年生も後期になると生物由来試料(動物の血や臓器由来の試料)や微生物を取り扱うようになります。いいかげんな取り扱いをすると感染性微生物汚染が起こりかねないため、どうやったら安全に扱えるのかを学びます。「バイオハザード」はゲームのタイトルにもなっていますね!

 

BS講習 

 

 




 バイオセーフティー講習の様子


 この段階では余裕だったのですが、講習後にはテストがあり、合格しないと実験させてもらえないので、みんな結構必死でした。悪戦苦闘の上で全員無事合格。

 

「イオン交換法」はイオンをイオン交換樹脂にくっつける方法で、代わりに別のイオンが放出されます。今回は亜鉛イオンをくっつけて水素イオンを放出することで、排水中の亜鉛を除去する実験です。排水処理だけでなく医薬品の製造や天然物質の精製など、適用範囲が非常に広い方法です。

 

イオン交換 












 イオン交換法 実験の様子
 

 界面活性剤は界面の性質を変えてしまう性質があります。例えば水と空気の界面では、水分子同士が引っ張り合うのを邪魔するため、表面張力が低下します(丸い水滴になろうとするのを邪魔する)。泡立ちやすくなるのはこのためです。化粧品をはじめ、医薬品、食品等広い範囲で用いられています。その配合量こそ少ないですが、水と油の界面の性質を変えるという、重要な役割を担っています。

 

 界面活性剤

 

 

 

 

 

 

 界面活性剤の性質 実験の様子
(遠すぎて何してるかわからないので手元のみ…)

 

 さて、今月のオープンキャンパス6日20日27日に行います!

興味のある方はぜひ遊びに来てください!

 

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環境・バイオ科


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