紙やプラスチックの代替新素材「LIMEX(ライメックス)」のボールペン!
2019年11月20日 紙やプラスチックの代替新素材「LIMEX(ライメックス)」のボールペン!
脱プラを意識して(正確には違います:後述)、しばらく前からuni LIMEXのボールペンを使っています。
9月28日に発売だったのですが、実はその日に某所有隣堂さんにて発見(空フェスの帰りです)、購入しました。
LIMEX(ライメックス)とは、石灰岩を主原料とする紙・プラスチックの代替素材です。
昨年、脱プラスチックについて調べた際、検索に引っかかったので気になっていた素材です。まさかのボールペン商品化でした。
このボールペンはサイズの割に重みがあり、持つとしっくりきます。デザインもかっこいいだけでなく、持った時の感触を考えて作られているのではないでしょうか? 芯はuniの7mmのリフィル(S-7S)が使われていて交換可能です。(どう交換したらいいのかずっとわからなかったのですが、最近youtubeで発見しました!)
LIMEXを作っている株式会社TBMによれば、原料は石灰石とポリオレフィン系材料の複合素材で、石灰石を50%以上含んでいるそうです。
ポリオレフィンが入っているので「脱プラ」というより「減プラ」。でもLIMEXはリサイクルの概念が普通じゃないところがミソ。リサイクルの上を行くアップサイクル(元の製品より付加価値の高いモノを生み出し、高いサスティナビリティを実現する方法)という概念も打ち出しています。ライメックスシート製品をリサイクルしてスマホケース、ペン、食器等を作るのがアップサイクル。このボールペンも紙の代替素材のライメックスシートの端材をリサイクルして作っているとのこと。
こうしてリサイクルが進められて廃棄される量を減らすことにより、SDGsの8つの目標に貢献することが可能。
リサイクルしやすさに加え、生産するときに水の使用量が少なくて済むことなどがその理由。さらにポリオレフィンを100%バイオ由来材料に置きかえた「Bio LIMEX」も開発し、大阪サミットのゴミ袋として採用されていたようです。
LIMEX、私たちにもこれから身近な素材になってくるかもしれません。
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