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空心菜でセルロースナノファイバー?

2020年01月31日 空心菜でセルロースナノファイバー?

日本工学院 Save the Ocean Project

SDGs14SDGs15









空心菜パルプ?をCNF(セルロースナノファイバー)に!という実験の続きです。
本日、TEMPO酸化処理と解繊処理を行ってみました。

空心菜CNF1











思ったよりもトロトロした部分とサラサラした部分が分かれてます。

空心菜CNF2










泡が入ってるだけでなく、粘度は上がるものの透明度は上がりません。
酸化の前処理に少し工夫が必要かも…
とりあえずどうなるか、型に流し込んで乾燥させてみています。

空心菜は以前の「呑川浄化プロジェクト」で、水耕栽培によってリンと窒素を回収する試みを行っていた植物です。
ただ、育った植物を放置してしまうと枯れて腐敗し、富栄養化の原因になってしまいます。
植物体を回収した後の利用法として、CNFの原料とし、リンと窒素を含む残渣を肥料化するシステムが構築できれば、リンと窒素を循環し、光と二酸化炭素と水からセルロースを作ることができるようになるはずです。

以前、記事にしたLIMEX(紙やプラスチックの代替新素材「LIMEX(ライメックス)」のボールペン!)も、昨日、神奈川県内で、使用済みのLIMEX製品の回収を開始するというニュースがありました。
どんなに良い素材であっても、資源循環システムがしっかりしていないと優位性を生かすことができません。
CNFの未来も、循環システムがうまく構築できるかどうかに左右されると思います。


リンと窒素といえば、白化したサンゴですが、回復の兆しは見えていません。

在りし日のサンゴ
白化前
























今日のサンゴ
白化後

























ポリプが確認できるところがわずかに残ってますが、生き残るかどうか…
この大事故の原因になったと思われるのも窒素です。
事故直後には硝酸塩濃度、亜硝酸塩濃度が上昇、換水を繰り返してこれらの濃度を下げ、水曜日以降は事故前と同じような値に戻っています。

窒素はたんぱく質の材料なので、生物にとって非常に重要な物質なのですが、濃度が高いと有害です。生物の種類によってその程度は異なりますが、サンゴ、特にミドリイシは敏感なんですね。
失敗にめげず、実験できるように頑張ります。
 
今年の蒲田校卒業展は2月28日〜3月1日まで、片柳アリーナにて開催されます。
これらのプロジェクトも展示します。
ぜひご来場ください。


SDGsロゴ

 












 
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