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オープンキャンパス・体験入学

「web卒業展」第一弾!

2020年03月04日 「web卒業展」第一弾!

本日から環境・バイオ科「web卒業展」をアップしていきます!

環境・バイオ科の2年生は、夏休み前から卒業展プロジェクトに向けて調査を開始し、夏休み明けからプロジェクトをスタートさせました。
途中、2回の中間報告会を行い、2月19日に最終報告会のプレゼンを行いました。

講評会











この報告会にはご協力いただいた株式会社シーエスラボ北越コーポレーション株式会社株式会社湯セレクトの方にもご出席いただきました。在校生、教員も含め、全員がそれぞれのプロジェクトを評価する講評会です。
各チームとも工夫してプレゼンを行っていましたが、「結局、プレゼンテーションがすべてなんですよね」(by宮里先生)。少しの違いや説明のわかりやすさ等が大事だということがよくわかる報告会になりました。
ちなみにここでの評価が展示スペースのサイズに直結しています。

講評会後







この後、卒業展の展示準備を始めたわけですが、この教訓をもとに、どのチームも展示物の工夫をしていたように思います。

さて、展示紹介の第一弾は「呑川におけるマイクロプラスチックの調査と分類法の検討」です。

MPプロジェクト









学校の脇を流れ、環境・バイオ科では採水や水質分析の実習でもよく使っている呑川にもマイクロプラスチックがあるはず!と、そのマイクロプラスチックを分離して調査する方法を検討した意欲的なプロジェクトでしたが、残念ながらプレゼンでちょっとしくじってしまいました。

呑川の下流域3か所と城南島のつばさ浜で底質を採取。比重の高いヨウ化ナトリウム溶液を加えてプラスチック片を浮かせて分離しようとしましたが、比重の軽いものがいろいろ浮いてきました。
暗所で赤外線を照射して、赤外線カメラで反射光を撮影してプラスチックを探そうとしましたが、この条件ではうまくいきませんでした。

赤外線画像








「フルスペクトルカメラ」を使用すればおそらく成功する可能性は高いと思われますが、手持ち機材でもできるのではないかとトライした姿勢はとても評価できるものだと思います。

目視であきらかだったプラスチック片は数個ですが、どのサンプルからも見つかりました。

マイクロプラスチックつばさ浜










私たちの身近な環境にもマイクロプラスチックが存在していることを示し、対策を考えるための第一歩として大事な結果だったと思います。

SDGsロゴ

 











 
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